
諸藤健太郎さんを迎えて学ぶ「伝える力」|職業講話開催レポート|2025年4月27日
【職業講話レポート】キャリアガーデン ジュニアビジネススクール|2025年4月27日(日)開催
キャリアガーデンでは、ジュニアビジネススクールの特別授業として、YouTuberとして活躍し、現在は株式会社ミセカタの専務としても活動する諸藤健太郎さんを講師にお迎えしました。
この日は、子どもたちにとって「伝える力」や「発信する意味」を考える、特別な時間となりました。
職業講話の前に「迎える準備」

講話の前日(4月26日)には、子どもたちが自主的におもてなしの準備を行いました。子どもたちが事前に考えたおもてなしの内容を、子どもたちで手分けしながら準備を進めます。
お菓子や飲み物の用意、座席のレイアウト、ウェルカムメッセージの制作など、ゲストを迎えるための心構えと段取りをチームで考え、当日はスムーズに行動する姿が見られました。

実体験から語られる「伝える力」の重要性
当日の講話では、諸藤さんがYouTube活動10年以上の経験をもとに、情報発信の面白さや難しさについて語ってくださいました。
登録者10万人を超える自身のチャンネルで経験してきた成功や失敗を交えながら、
- なぜ発信を始めたのか
- 伝えるために大切にしていること
- 批判や炎上との向き合い方
など、子どもたちにもわかりやすく、具体的な言葉で語られました。
「発信は目立つためじゃなく、伝えたいことがあるからやるもの」というメッセージは、特に印象的でした。
子どもたちの真剣なまなざし
講話の時間、子どもたちは45分間しっかりと椅子に座り、メモを取りながら集中して話を聞いていました。
事前に学習した「クッション言葉」や「質問の仕方」も活かされ、講話後のQ&Aでは積極的な姿勢が見られました。

質問内容をグループで相談し合い、言い回しを工夫するなど、自分の考えを相手に伝えるという学びを実践に落とし込む様子がうかがえました。
話を“聴く”姿勢も学びのひとつ
後半の時間では、講話の内容を「ただ聴く」ことに集中する時間を設定。
講師が「ノートを取らなくてもいいから、じっくり聴いてね」と呼びかけると、子どもたちは静かにうなずきながら話に耳を傾けていました。
話し手が伝えやすい空気をつくる姿勢や、相手に敬意をもって向き合う態度も、職業講話を通じて身につけているようでした。
まとめ
今回の職業講話では、YouTuberとしての実績と現場のリアルな声を持つ諸藤健太郎さんから、情報発信における責任や工夫、言葉の力について学ぶことができました。
「自分の言葉で伝える」「相手のことを考えて話す」といった、ビジネスにも通じる基本姿勢を、子どもたちは体験を通じて自然と身につけつつあります。
キャリアガーデンでは、今後もこうしたリアルな社会との接点を通じて、「発信力」「聴く力」「伝える力」を育む機会を提供していきます。
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