
牛乳パックで作る竹とんぼで空気の力を体感|サイエンスラボ開催レポート|2025年4月26日
【サイエンスラボ授業レポート】キャリアガーデン 2025年4月26日(土)開催
キャリアガーデンでは、サイエンスラボの第2回目を開催しました。
今回のテーマは、「空気の力を利用して飛ぶしくみを学ぶ」です。
身近な素材である牛乳パックを使い、手作りの“竹とんぼ”を制作しながら、空気の流れや回転による浮力の原理を体感しました。
牛乳パックが科学教材に変わる
実験に使ったのは、使用済みの牛乳パックと割り箸。
子どもたちは、はさみで羽根の形に切った牛乳パックを、割り箸に固定して自分だけの竹とんぼを作りました。

普段は捨てられる素材が、空を飛ぶ道具に生まれ変わるという体験に、子どもたちは目を輝かせながら取り組んでいました。
飛ばして試す、工夫してまた試す
完成した竹とんぼは、実際に飛ばして検証。
「羽の角度を変えるとどうなる?」「左右のバランスを変えると?」といったテーマで、何度も改良しながら飛ばし方を工夫する姿が多く見られました。
単に工作を楽しむだけでなく、自らの手で実験・改善を繰り返すことを通して、空気の力や回転のしくみについての理解が深まっていきました。
自然に身につく理科的思考
竹とんぼが飛ぶ仕組みは、空気の流れによる揚力(浮かび上がる力)と回転による安定性です。
授業では、「なぜ飛ぶのか?」「どんな形が一番遠くまで飛ぶのか?」といった問いを通して、理科的な視点や探究心を育むことを大切にしました。
一人ひとりの発見を尊重し、「なぜそうなるのか」を子ども自身が考える時間がしっかりと設けられました。
子どもたちの反応
「思ったより飛ばなかった」「回した方向と逆に飛んだ」「角度を変えたら遠くまで飛んだ」など、子どもたちは飛ばすたびに驚きや発見を口にし、周囲の子と意見を交わす様子も見られました。
工作が得意でない子にも、大人や上級生が優しくサポートし、異年齢の交流を通じた協力の輪も広がりました。
まとめ
2025年4月26日のサイエンスラボでは、牛乳パックを使った竹とんぼづくりを通して、空気の力・揚力・回転の仕組みを実感しながら学びました。
キャリアガーデンでは今後も、身近な素材や遊びを通じて「科学する心」を育む体験的な理科授業を展開してまいります。
次回のサイエンスラボも、ぜひご期待ください。
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