
「ゴムの力」で理科の面白さを体感!サイエンスラボ開催レポート|2025年4月19日
キャリアガーデンでは、2025年4月19日に第1回目のサイエンスラボ(理科実験プログラム)を開催しました。
今回のテーマは「ゴムの力とエネルギーの仕組み」。
身近な素材を使って科学の面白さを体験的に学び、小学生から中学生までの参加者が興味津々の表情で取り組みました。

【今回の実験テーマ】身近な素材で学ぶ「ゴムのエネルギー」
理科の授業といえば「暗記」や「難しい用語」のイメージを持ちやすいですが、キャリアガーデンのサイエンスラボでは体験型・探究型の学びを重視しています。
この日の実験テーマは「ゴム鉄砲づくり」。
ゴムの「伸びる力」と「戻る力」に注目し、
- なぜ飛ぶのか?
- どうすれば遠くまで飛ぶのか?
を実際に試しながら学びました。
使用したのは割り箸、輪ゴム、紙コップなどのシンプルな材料。子どもたちは2種類の強さ・構造の異なるゴム鉄砲を作成し、飛距離や安定性の違いを体験しました。
【理科の学び】実験から“物理の基本”を感じる
ゴムの力が働く仕組みは「弾性エネルギーの変換」という、物理学の基礎につながるテーマです。
ただ飛ばすだけでなく、
- どこまで引っ張ると一番飛ぶのか?
- ゴムの本数で飛距離は変わるのか?
など、自分なりの疑問を持ち、仮説を立てて試してみる「探究型学習」が自然に行われていました。
また、授業の中では「重心(バランス)」についての解説も。
トンボ型のバランス紙工作を作成し、どこに指を置けば左右均等になるか=重心の位置を探す遊びを通じて、「安定の仕組み」についての学びを深めました。
【子どもたちの様子】五感で学ぶ「理科っておもしろい!」
「輪ゴムってこんなに力があるんだ!」「もっと強く引っ張ったらどうなるかな?」
子どもたちからは自然な驚きと疑問が次々に生まれ、教室は実験の熱気に包まれました。
また、低学年の子どもたちには、ハサミの使い方や安全な実験の進め方も丁寧に指導。ものづくりの楽しさと同時に、道具を使うスキルも身につけていきます。
【まとめ】サイエンスラボで育つ「科学する心」
今回の理科実験では、ゴムの力というシンプルな素材から、エネルギー・バランス・構造といった科学的な視点を引き出すことができました。
キャリアガーデンのサイエンスラボは、知識を“教え込む”のではなく、「自分で見つける・考える・試す」プロセスを重視しています。
このような学びの中で、理科嫌いを防ぎ、科学に対する好奇心を育てることを目指しています。
今後も、日常にある素材やテーマを使って「考える力」「観察する力」を引き出していく予定です。次回のサイエンスラボもぜひご期待ください!
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